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ごめん。

へぇ~サルスベリって言うんだ~



ひと様のブログで知ったその名前。
その枝を今日もまたバッサバッサと切る。



それも


これから花開こうと
鈴なりの蕾をつけた部分に、容赦なくハサミを入れる。



もうすぐ
可憐なピンク色の花を咲かせるのに...

なんの抵抗もないと言えばウソになる。


でも
回を重ねるごとに、その罪悪感も薄れていく。


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本来はクローゼットの湿気対策用ですが・・・
空き家対策に使ってみました。けっこう水が溜まってます。

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人の住まなくなった家は、どんどん傷むってホントだ。


月に1〜2度の通風と通水。
心がけてはいるが、都合がつかないこともある。




今年の梅雨は、雨が多かった。
ひと月ぶりに玄関を開けると


廊下が白っぽい?


カビ?


慌てて
除湿剤を買って、あちこちに置いてみた。




家の内側がこんなだから
せめて
家の外側ぐらいは 荒れさせないぞ〜



実家へ行く度に
大のゴミ袋ひとつ分、雑草や木の枝を持ち帰るが

気合だけではどうにもならず(涙)


費用はかかるが
そろそろプロの手に委ねて
剪定?じゃないね
剪定は植木の生育を促すために整える作業だよな。
できるだけ根本の方から切ってもらわねば
そんなことも考えてみる。





シッカリ根を張った雑草はなかなか手強い。
雑草との格闘だけに意識を向ければ、無心になれる。
額に汗するのもいいもんだ。
気持ちがいい!
だからコレでいい。

私って、なんてポジティブシンキング!


ホントに?

ちょっとばかり先に生まれたら、ぜーんぶ背負わないといけないの?

ご近所さんも
親戚のおばちゃんも
孝行娘の称号を与えてくれるけど
あんまり嬉しくないんだよね。
たまには、解放してよーもうっ!なんて...
ホントは悪い娘なんです。



親の持ち物を片付ける。
あちこちで揉めているよね。
きっと相当エネルギーを消耗する作業なんだろう。


そしてまた

この家に(なんの思い入れのない)他人さんの手助けが必要なんだわー
やっぱりプロよ、プロ!
さっきのところへ戻ってきた。


いろんな思いがグルグル、グルグル・・・
振り回されっぱなしの私だ。






そういえば...
父もこうやって庭いじりしながら
雑念を追い払っていたのかもしれない。


庭木についた虫を駆除する父の後ろ姿。
ステテコから伸びた手足が妙に白かった。
男のくせに色白だと
母は羨ましがっていたっけ。


生前はむしろ遠ざけたかった父なのに
今は、やたらといろんな事を思い出す。




今日もここへ来る途中
父は、この辺りを通って職場へ通っていたんだな〜
家族のために一生懸命働いてくれたんだな〜


なんてね
不思議なもんだ。




いやいや
感傷に浸っている場合じゃない!!
まだ側溝の草抜きも残っている。
それに、ほらっ
雨どいの隙間からなんの木か知らないけど、若枝の先が覗いてるじゃないのΣ(´Д`lll)!!




と 屋根を見上げたら





あっ!また来た!



今日はここへ来たときから ずっと
私の周りを



ヒラヒラ~
ヒラヒラ~




普段あんまり来ないのにね。






ひょっとして


ひょっとしたら・・・


さか・・・








ほらよく言うでしょ。

亡くなった人の魂がナントカカントカって



まさか...ねっ







ひと通りの空家メンテを終え
ゴミ袋ひとつトランクに入れた。

はぁ~今日のお仕事終了!!!
腰に手を当てて、視線を上げる。





あっ!




ハハッ やっぱり
お向かいさん宅に
青い実をつけた木を発見。


だから近くにいたんだわー
納得納得。
幼虫は柑橘類の葉っぱが好物だし・・・





やっぱり
だよなー
そんなわけないよなーウンウン






さあ、母の施設ところへいざ出発!
運転席に乗り込もうとしたとき





ブワッー


もの凄い勢いで
しかも
お互いの目と目が合いそうなほどの至近距離まで


何かが飛んできた。





とっさに目をつぶり
手でソレをはらってしまった。



えっ、何だったの?





視線の先には

ヒラヒラ~
ヒラヒラ~

黄色いアゲハが飛んでいく。






思わず

ごめん。と小さくつぶやいた。





なんで“ごめん”なのか、自分でもよくわからないけれど・・・

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飛べないチョウみたいやね。

そう... 飛べないチョウ みたいやね。





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相変わらず 突っ走る日々
当の本人は全力疾走のつもり
でも周りから見たら
この暑さにヨタヨタとふらつくおばちゃんだよね(笑)


こっちの親だけでなく、あちらの親も...
この身ひとつでは とてもとても抱えきれない。


先月末
空白の一日ができた。
なんにもしなくていい一日。


仕事もない。
息子の用事もない。
こちらとあちらの親の用事もない。



やっほー自由だぁ~
映画?
友達とご飯?
ご褒美エステ?
スッピンでゴロゴロ?

半年ぶりの自分だけの時間を満喫しようと
ああでもない、こうでもない
いろいろ思いを巡らせ


いよいよ当日
息子を送り出した後


200キロ向こうの町を目指して
電車に飛び乗っていた。


あの人に会わなくては・・・


こちらのことを多く語らずとも 的確な言葉をもらったことがある。
その日、会えるかどうかもわからない。
だって
わたしの思い付きの行動だったから。



お母さんの病気は あなたのせいじゃない。
お母さんが病気だから 楽しいことをしちゃいけないと思ってない?
お母さんはお母さんで自分のことを受け入れている。
お母さんは苦労しながらも、すばらしい生き方をしている。
お母さんとあなたの人生は別物。
お母さんとあなたは一心同体ではない。
あなたが悲しんだって、お母さんの病気がよくなるわけじゃない。
あなたはあなたの喜びを見つけるべき。



そして・・・
今のあなたは


まるで飛べないチョウみたい。
ハラハラと鱗粉を落としながら、その場で羽ばたいている。
繊細な人なんやね...と。



3カ月の入院を経て
またひとつ またひとつ
できないことが増えた。

そんな母のことを 
今なお 自分をきちんと持っている すばらしい生き方と表現してもらったことが
嬉しくて嬉しくて 人目をはばからず 泣いてしまった。



ほんの30分だったけど
たくさんのモノをもらった。


帰りの電車に揺られながら
チョウ
繊細
およそ自分に似つかわしくないワードを思い出し
急にゾワゾワ落ちつかない気分になった。



そういえば...


こんな なぞなぞ あったっけ。
「チョウはチョウでも 飛べないチョウって な~んだ?」


遠くから幼いころの息子の声がする。
こたえは だチョウ


ハハッ
だチョウかぁ。こっちの方がなんかしっくりくるぞ!!!


なーんて
オチをつけて照れ隠し(。-_-。)(。-_-。)(。-_-。)



弱り切っているのに
元々、そんなに強くないくせに
自分の弱さを認めきれない わたしがいる。
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まだ、母さんを呼ばないでね。


イベント
があるごとに、症状がグッと進んだように感じると思います。



イベントって...
楽しい行事を指す言葉だとばかり思ってた。


へぇ~
イベントってこんな使い方もあるんだ。
母の今後を相談に行った先で 相手の言葉を他人事のように聞いていた。
私たちにとってのイベントとは
母の病気の進行による入院。




ちょっと熱が高くて具合が悪くなって入院しただけなのに


今後、どこまで望むか...


遠慮がちに言葉を選びながらだけれど
会う人会う人
残酷な難題を突きつける。






生きるって?

生きるとはなんだ?


大学生の頃、ある偏屈な教授がそう問うた。
受講資格は3回生以上
そんな触れ込みの講義にやってきた1回生。
深い意味はなく、人数制限のための問いだったよね、きっと。
そのチャレンジャー君がどう答えたのか、覚えていないが


50過ぎても答えなんて見つからないよー




イロウ

キカンセッカイ

ジンコウコキュウキ



今スグって話じゃないけれど
どこまでを望むか...



胃に穴を開けて直接栄養を流し込んで
管につないで
命があるってことは、生きるということ?
それは本当に幸せ?



そして、そういう選択を家族に委ねるって...
人の生死を決めるのは神の領域じゃないの?
医学の進歩?
医者は命を助けることに必死だけれど
本当にそれだけでいいの?




生きるってなんだろう
生きるって

答えの出ない問いをずっと考え続けている。
私は、いったいどうしたいのだろう。






今日スーパーで、特大のドラヤキを見つけた。
コレだ!
父の大好物だったドラヤキを仏壇に供えて、手を合わせる。

まだ、母さんを呼ばないでね。

そう呟いていた。

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あの日の幸せを今頃噛みしめている。

おべんと おべんと 嬉しいな~♪
職場の昼休み、喜び勇んでランチバッグを手に取った。
ついでに、スマホを覗いたら…


“もうっっっ、腹立つーーーーーーー!!!”
届いたメッセージの文面だ。



あーあ、また何かあったのね(;´д`)
今夜もきっと眠れない。。。





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眠くて眠くて仕方なかった10代の頃
待ちに待った日曜日
二度寝を決め込んで、再び布団に潜り込んだら


もうっっっ、腹立つーーー!!!

こっちやって、腹立つわーーー!!!


また始まったよ┐(´-`)┌
階下で言い争う二つの声。
母と妹だ。
いつも ぶつかってばかり。
こうして
いつも 休日の幸せな時間は奪われるのだった。






そして



今日のメッセージの主は、妹だった。
母の通院介助の日。
母の態度が気に入らないそうだ。
あれやこれやと書いてある。





前回もそうだった。
母の通院介助の日。
母の言動の逐一、とにかく気に障ると電話でまくし立て
あれやこれやを
一方的に聞かされた。
私の負担を減らそうと今日は私が行くわーと、申し出てくれたんじゃなかったっけ?(汗)





母への毎夜の電話。


母の声は やけに明るかった。
なにかあると妙に元気な声で は~い と応える。

自宅で転倒したとき
デイケアで嫌なことがあったとき
娘に心配をかけまいとする親心
だから、今日も何か辛いことがあったんだなーとすぐわかる。




母の言い分も…と
無理やり話を聞き出した。

ポツリポツリと話す母
よほど我慢をしていたのか 電話口で声を詰まらせる。
言いたいことがあっても
自分が歩けなくなっているせいだから
いろいろやってもらわなければならないから
ガァーと責め立てられても
黙っているそうだ。



こりこちゃん、聞いてくれる?
こんな風に言われて
今日ね、もう、ホントに腹がたって…


そういう風に話す母だったら、どんなによかっただろう。




妹よ
正論を吐くのはいいけれど

目の前にいるのは
母の姿はしているけれど
いろんなことができなくなって
弱り切っている老人なんだよ。

親子の立場は すっかり逆転してしまっているんだよ。


言いたいことは多々あれど
言ってしまうとまた母に当たるんだよね。
告げ口したって…


妹には妹の言い分があるんだろうね、きっと。
親への思いはそれぞれ違う。

だから、難しい。
だから、しんどい。
だから、苦しい。
だから、悲しい。
だから、…





あの休日の朝
ささやかな楽しみを奪われて ムッとした日曜日
あの日こそが幸せだったのか・・・

あの日の幸せを 今頃 噛みしめている。
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やっぱり、まだまだだ。私は。

母の希望で、介護施設の見学に行った。


顔が映り込みそうな、真っ白な床を配したエントランス。
開放的な大きな窓が入った食堂。
居室へ続く広々とした廊下は、温かみを感じる色調の木材の設えで、まだキズひとつない。


オープンしたばかりの建物は、どこもかしこもピカピカで
その真新しさが、かえって思いを複雑にする。
まぶしすぎて、ソワソワと落ち着かないのだ。





そう、私は母を捨てようとしているのだから。
どんなに言葉を尽くそうと、私は母を捨てる場所を探しているのだ。



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あんたが苦しむと思うから...と母が言った。

だから、一緒には住めない。
だから、今の内に施設見学に連れて行ってほしい、と。



あちらの家(夫の親)に遠慮してのこと。
まだ子供に手がかかる娘に遠慮してのこと。






シルバーカーに寄りかかっても、一人では立っては居られない。
小さく痩せた後ろ姿は、実年齢より10も20も上に見える。






母にこんな事を言わせてしまう自分が、たまらなく嫌だ。






結婚することは、親を捨てることなのか。
誰もがYESと返事をしたときに、そこまでの覚悟をしているのだろうか。



過去を振り返ってみても、今更どうすることもできない。
そして
万事、丸く収まる未来を思い描こうとしても、絵筆を持った手は止まったまま。


苦しい。
苦しい。
苦しい。







そんな思いを抱えて、外出した先で目に留まった詩画展のチラシ。
星野富弘さんの詩。


よろこびが集まったよりも
悲しみが集まった方が
しあわせに近いような気がする

強いものが集まったよりも
弱いものが集まった方が
真実に近いような気がする

しあわせが集まったよりも
ふしあわせが集まった方が
愛に近いような気がする






ここまで到達するのに、
どれだけの
悲しみ
苦しみ
が必要なのだろう。





私には、まだまだ足りないのだ。
きっと




まだ、先のことはわからない。
状況も気持ちも変わっていく。

でも、今わかることが一つある。
50を過ぎた今も、私は母に守られている。
“むすめ”で居られることに安堵しているのだ。
やっぱり、まだまだだ、私は。

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